コットン(綿100%)はお肌にいいの?

健康

よくコットンはお肌にいいと聞きませんか?

肌着や下着だけでなく、女性の生理用品でも綿100の製品が売られています。

なんとなくお肌にいいんだろうなあとは思っていましたが、

今回は綿について、あとお肌によくない素材があるの?

についてちょっと深堀りしてみたいところです。

コットンとは?

綿(めん)は植物からとれる天然の繊維です。

紀元前6000~5000年前から栽培されている、とても古い歴史をもつ素材です。

乾燥した地域でも栽培が可能で、生産量は2020年のデータでは

中国、インド、アメリカ、ブラジルが上位4か国で、幅広い地域で栽培されています。

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ふつうの綿

綿には2種類あり、ふつうの綿とオーガニックコットンです。

ふつうの綿は長さによって種類分けされています。

一番長い超長繊維と長繊維と呼ばれる綿は高級衣料品として使われていることが多いようです。

長繊維や超長繊維は主にエジプト綿やアメリカ産スーピマ綿が主流です。

オーガニックコットン

オーガニックコットンは、国の定めた認証機関である基準を定めています。

ふつうの綿では、化学肥料や農薬、殺虫剤を使用して栽培します。

オーガニックコットンは、環境や労働者の安全性に配慮した「有機栽培」で作られたものです。

また、児童労働を禁止するという基準も設けられています。

コットンはお肌にいい

コットンがお肌にいい理由はいくつかあります。

繊維の先端が丸いので刺激が少ない

化学繊維のように先が尖っていないため、コットンはお肌にいいといえるでしょう。

繊維の先端が丸いと、服を着たときにチクチクとした感覚がせずなめらかです。

特に赤ちゃんや敏感肌、アトピー体質の方にはコットンを身につけた方が安心です。

敏感肌でなくても、下着などの肌に密着する衣類では積極的にコットンを選びたいところです。

吸水性・通気性に優れている

汗をかいた際、すぐにコットンが水分を吸収してくれます。

夏場、汗をかいたまま放置するとあせもになってしまったりしますので、

すぐにコットンが水分を吸収してくれれば、あせもなどの肌荒れを防いでくれます

保湿性に優れている

逆に冬場は、熱が外に放出されにくい性質があります。

コットンの繊維の中心が空洞になっていることで、熱が伝わりにくいのです。

つまり、夏は涼しく冬は暖かくいれるということです。

冬場のインナーはコットン製品を身に着けることで、乾燥予防にもなるでしょう。

お肌にいい素材・あまりよくない素材

お肌にいい素材

コットンの他にも、お肌にいい生地というものがあります。

例えば、絹(シルク)や麻(ヘンプ)です。

どちらもコットンと同じように吸湿性があります。

シルクはその上、着るだけで肌荒れを治してくれる効果もあるようです。

ヘンプは放湿があり、さらりと着れるので夏に重宝される素材ですね。

気をつけたい素材

石油などから作られる素材は肌荒れの原因になることがあります。

お肌が敏感な方は、化学繊維には気をつけた方がいいかもしれません

よく聞くのはアクリル、ポリエステルです。

もし肌荒れやかぶれが起きた場合、服の繊維の種類によるものかもしれません。

意識してチェックしてみるのもいいかもしれません。

まとめ

コットンはお肌にいいとは聞いていましたが、実態を理解することができました。

お肌を良好に保つには、乾燥を防ぐために保湿が大事です。

また、汗をすぐに吸収して清潔に保つのも美肌維持には大切です。

お手入れだけでなく、毎日身に着ける衣類にも気を付ければ、

よりきれいなお肌を手に入れることができますね!

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