近年人気上昇中のサウナ。
サウナ好きになぜ好きなのかきくと「ととのう」という答えが返ってくることが多いですね。
そんなサウナの効果についてしらべてみました。
サウナの種類
温泉に行くと、よく「ドライサウナ」や「スチームサウナ」という名前を聞きます。
最近は「ロウリュウ」なんかも人気と耳にします。
どんな種類があるのかご紹介します。
ドライサウナ

別名、乾式サウナと呼ばれる湿度が高くないサウナです。
温度は80℃~100℃ぐらいで、湿度は10%程度とかなり低め。
スーパー銭湯に併設されているサウナは、大体がこのドライサウナであることが多いです。
すぐ汗をかくことができて男性に人気なサウナですが、
湿度が低いことから、お肌だけでなく髪や頭皮にダメージがあるという面があります。
ただし、汗をかくことによって汚れが落ちてお肌の代謝をよくする効果があります。
正しく入ることが重要です!
スチームサウナ・ミストサウナ

別名湿式サウナと呼ばれるサウナです。
ミストやスチームで湿度が100%で保たれ、室温は40℃~60℃と低めに設定されています。
ドライサウナほどの熱さはないものの、
だんだんと身体を温めることができるので急な身体への負担がおさえられます。
また、スチーム効果により細かい水の粒子がお肌に保湿を与えながらサウナに入れます。
フィンランド式サウナ

時々スーパー銭湯でも目にする「フィンランド式サウナ」です。
ドライサウナとスチームサウナの間をとったサウナです。
サウナの歴史は2000年といわれ、発祥はフィンランドなので本家のサウナですね。
温度は80℃前後で、ドライサウナより低めでスチームサウナより高めです。
湿度は20%前後と、ドライサウナよりも少し高めでスチームサウナより低く設定されています。
急なお肌へや髪への負担低いといえるでしょう。
必ずサウナ内にサウナストーンと呼ばれる熱い石が積んであります。
ロウリュウ

「ロウリュウ」は最近よく耳にしますね。
岩盤浴などのように男女関係なく一緒に入れることから、カップルのデート先としても人気です。
実は「ロウリュウ」は本家フィンランドのフィンランド語です。
つまり、フィンランド式サウナと同じになりますが、
サウナの中にあるサウナストーンと呼ばれる石に水をかけて蒸気を発生させます。
そして、タオルであおいで熱風を送ります。
テレビなどで映像を見たことがあるのではないでしょうか。
サウナストーンにかける水にいい香りのアロマエッセンスをくわえたり、
薬草・香木を吊るすことでリラックス効果やデトックス効果をねらったサウナもあります。
サウナの効果

サウナ=汗をかく
汗をかくことで得られる効果は、古い角質・汚れを出すこと!
汗をかけば毛穴にたまった汚れを出すことができます。
汚れがたまっていると、ニキビ・できものができてしまいます。
必ず入る前に表面の汚れを落として、毛穴を開いてから入るのがいいですね。
定期的にサウナに入ることで、お肌の調子がよくなります。
身体が温まる=血行が良くなる
身体を温めるのは、健康にいいといわれています。
特に女性は身体を冷やすより温める方がいいようです。
身体を温めることによって、血行が良くなります。
血行が良くなると、血管を通って栄養や酸素のめぐりが良くなります。
栄養がいきわたったお肌は生き生きとして、代謝が良くなりますね。
代謝がよくなるということは、古い角質を除去して新しいお肌を再生できるということになります。
汗をかく=ストレス緩和
サウナで短時間で汗をかくことが、ストレス解消につながるといわれています。
慢性的な身体の疲れがたまっていると、精神的にも落ちてしまいます。
汗をかくと気分がスッキリします。
科学的にも、汗をかくことが自律神経の乱れを改善するといわれています。
サウナの入り方

一般的な効果的なサウナの入り方をご紹介します。
サウナに入るだけでも効果は得られますが、
水風呂に入ることでよりお肌や身体にいい効果がえられます。
全身洗う→サウナ(5~10分)→水風呂(2分)→お休み
まずは毛穴の汚れを落とすことで、より汗によって汚れを出すことができます。
また、全身洗ってからサウナに入るのが一般的なマナーです。
その後、サウナに入って汗をかいたころに出ます。
あまり入り過ぎてもよくないので、汗を少しかいたぐらいで十分でしょう。
なのでこれは個人差があると思います。
軽く水で汗を流してから水風呂に入ります。
水風呂も長く入り過ぎると、身体が冷えてしまうので数分でいいと思います。
冷たくて声が出ちゃいますが、少しぐらい許されるはずです。
この後に一番大事なお休みの時間。
寝転がれる場所があれば、寝て休むのがベストです。
温まった身体を急激に冷やすことで、身体が危険信号を発し一気に代謝を上げようとします。
その時間がいわゆる、ととのう時間です。
脈が上がり心臓がドクドクいいます。
ここで無理すると、倒れたり臓器に負担がかかってしまうので必ず休みましょう。
サウナはある程度健康的な方向けです。
心疾患などある方は控えるべきものです。
この、「サウナ→水風呂→お休み」を2~3回繰り返します。
私はいつも1ターンで十分です。
汗をかくぶん、絶対こまめな水分補給が必要です!
サウナはやせられるの?

サウナはやせると聞いたことがありますが、
汗をかくことで一時的に身体の水分が出ただけといわれています。
直接的にはサウナでやせるとはいいがたいです。
ただし、汗をかくと代謝がアップするので、意識的にも効果がありそうです。
サ活をされている方はスリムな人が多い印象です。
サウナだけというよりは、日ごろから自身の身体に対する健康的な意識が高いのでしょう。
さいごに
以上サウナについてご紹介いたしました。
痩せるというよりは、お肌や健康にとってもいいことがわかりました。
サウナは銭湯やスーパー銭湯などにも併設されていることが多いです。
お近くの自分の好みのサウナを探してみてはいかがでしょうか。
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